終活はいつから?始めるべきタイミングとやることリスト

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「終活」と聞くと、人生の終わりに向けた準備と捉えられがちですが、実は残りの人生をより豊かに、自分らしく生きるためのポジティブな活動です。では、この「終活」、一体いつから始めるのが良いのでしょうか?この記事では、終活を始めるべきタイミングや年代別の具体的なやることリスト、そして早めに始めるメリットまで、あなたの疑問に答える形で詳しく解説していきます。
終活とは?「思い立ったが吉日」心身ともに元気なうちが理想

終活とは、「人生の終わり」に向けて、自分自身の意思や希望を整理し、必要な準備を進める一連の活動を指します。具体的には、財産整理や相続、葬儀やお墓の希望、医療・介護に関する意思表示、身の回りの生前整理などが挙げられます。
しかし、終活の真の目的は、単に「死の準備」ではありません。残された家族に負担をかけずに済むように配慮したり、自分の人生を振り返り、これからの人生をどのように生きたいかを考えることで、より充実した日々を送るための「人生の棚卸し」であり、「未来のための準備」なのです。
「終活はいつから?」という問いに対する最も良い答えは、「思い立ったが吉日」です。心身ともに元気で、思考力や判断力がはっきりしているうちに始めるのが理想とされています。若いうちから始めることで、じっくりと時間をかけて、後悔のない納得のいく準備を進めることができます。
自分はいつから?終活を始めるべき5つのタイミング

終活は個人の意思や状況によって始めるタイミングが異なります。ここでは、多くの方が終活を意識し始める具体的な5つのきっかけをご紹介します。
タイミング1:定年退職を迎えたとき
会社を定年退職すると、これまで仕事に費やしていた時間が自由になり、時間の使い方を改めて考える機会が増えます。同時に、収入源が年金に変わることや、社会とのつながりの変化など、老後の生活を具体的にイメージし始める時期でもあります。この「時間的・精神的な余裕」が、終活を始める絶好のタイミングとなります。
タイミング2:子どもが独立したとき
子育てを終え、子どもたちが社会人として独立すると、親としての大きな役割を一つ終えたと感じる方が多いでしょう。子どもたちのことを気遣う必要が減り、今度は自分の残りの人生をどう生きるか、どんな準備をしておくべきか、といった自身の人生設計に目を向けられるようになります。
タイミング3:還暦や古希など人生の節目を迎えたとき
60歳の還暦や70歳の古希など、節目の年齢を迎えると、「人生の折り返し地点」や「老い」を意識する機会が増えます。特に健康に不安がなくても、年齢を重ねることを意識することで、今後の生活や万が一の事態に備えて終活を検討し始める方が少なくありません。
タイミング4:病気や体力の衰えを感じたとき
「以前よりも疲れやすくなった」「物忘れが増えた」「大きな病気を経験した」など、自身の健康状態や体力の衰えを自覚した時も、終活を始める大きなきっかけとなります。自分の意思がはっきりしているうちに、医療や介護に関する希望、延命治療の意思など、重要な決定をしておきたいと考えるからです。
タイミング5:家族や近しい人の死に直面したとき
親や配偶者、親しい友人など、身近な人の死に直面することは、多くの人にとって自身の死や残された家族のことについて深く考えるきっかけとなります。葬儀や相続の手続き、遺品整理の大変さを目の当たりにし、「自分も家族に迷惑をかけたくない」という思いから終活を始めるケースが多く見られます。
【年代別】おすすめの終活の始め方とやることリスト

「終活をいつから始めるか」は人それぞれですが、年代によって適した取り組み方や優先順位があります。ここでは、年代別におすすめの終活の始め方と、具体的なやることリストをご紹介します。
50代の終活|親の介護と並行して自身の準備をスタート
50代は、親の介護に直面したり、子どもの自立を経験したりと、人生の大きな変化が訪れる時期です。親の終活を通じて、自身の終活についても考え始める良い機会となります。
エンディングノートを書き始める
まずは気軽に始められるエンディングノートから着手しましょう。自分の基本情報、かかりつけ医、口座情報など、身の回りの情報を整理するだけでも十分です。自分の好みや家族へのメッセージなど、少しずつ項目を埋めていくことで、漠然とした不安が整理されていきます。
老後の働き方や住まいについて検討する
定年退職後のセカンドキャリア、年金以外の収入源、現在の住まいをどうするか(住み替え、リフォーム、リバースモーゲージなど)について、大まかな方向性を検討し始めましょう。早めに考えることで、選択肢が広がり、後悔のない決断ができます。
60代の終活|体力があるうちに本格的な準備を
60代は、定年退職を迎え、体力もあるうちに終活の本格的な準備を進めるのに最適な時期です。これからの人生設計と並行して、具体的な行動に移しましょう。
家や持ち物の生前整理・断捨離
人生の節目として、不要なものを整理し、身の回りをスッキリさせる「生前整理」や「断捨離」を始めましょう。思い出の品は手放しにくいものですが、体力のあるうちに少しずつ進めることで、家族への負担を減らせます。写真や手紙などのデジタル化も検討してみましょう。
財産目録の作成と相続の準備
銀行口座、有価証券、不動産、保険、負債など、自身の財産を一覧にした財産目録を作成します。誰に何を相続させたいのか、希望がある場合は遺言書の作成を検討し、専門家(弁護士、司法書士など)に相談することも視野に入れましょう。
お墓や供養方法の検討
「お墓をどうするか」「どんな供養を希望するか」は、終活の中でも特に重要なテーマの一つです。一般墓、永代供養墓、樹木葬、海洋散骨など、様々な選択肢がありますので、家族と話し合いながら、ご自身の希望に合った方法を検討しましょう。
70代以降の終活|意思決定と家族への共有
70代以降は、体力や判断能力の低下が進む可能性も考慮し、医療・介護に関する意思表示や、具体的な希望を家族と共有することが特に重要になります。
医療や介護に関する意思表示(リビングウィル)
延命治療の希望の有無、介護施設への入居意向など、医療や介護に関する自身の意思を明確にしておくことが大切です。これを「リビングウィル」や「事前指示書」として書面に残し、家族や信頼できる人に伝えておくことで、万が一の時にご自身の尊厳を守ることができます。
葬儀やお墓に関する希望を具体的に伝える
エンディングノートや別の書面で、葬儀の形式(家族葬、一般葬など)、呼んでほしい人、祭壇の花、遺影の写真、戒名(法名)に関する希望など、具体的に決めて家族に伝えておきましょう。お墓についても、既に決まっている場合は場所や管理方法を明確にしておくことが重要です。
早めに終活を始める3つのメリット

「終活をいつから始めるか」は個人の自由ですが、早めに着手することには多くのメリットがあります。
メリット1:自分のペースでじっくり考え、準備できる
体力や時間的な余裕があるうちに始めることで、焦らず、納得がいくまで考えることができます。後で「あれもやっておけばよかった」と後悔することなく、一つ一つの準備にじっくりと向き合えるでしょう。家族との話し合いも、時間がある方がスムーズに進みやすいです。
メリット2:残される家族の金銭的・精神的負担を軽減できる
終活をせずに亡くなると、残された家族は、葬儀の手配、遺品整理、相続手続きなど、多大な労力と精神的な負担を抱えることになります。また、故人の意思が不明確な場合、家族間で意見が対立することもあります。終活を通して事前に準備しておくことで、これらの負担やトラブルを大きく軽減することができます。
メリット3:「これからどう生きるか」を考えるきっかけになる
終活は「人生の終わり」を考えることと思われがちですが、実は「残りの人生をどう生きるか」を考えるポジティブな機会でもあります。自分の価値観や本当に大切にしたいものを見つめ直し、これからの人生をより豊かに、自分らしく生きるための計画を立てるきっかけになります。
終活の進め方がわからないときに頼れる相談先

「終活をいつから始めようか」と考え始めても、何から手をつけていいか、誰に相談すればいいか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時に頼れる相談先をご紹介します。
自治体の相談窓口や地域包括支援センター
お住まいの自治体には、高齢者向けの相談窓口や地域包括支援センターが設置されています。ここでは、介護や医療、生活支援に関する一般的な相談に乗ってくれるほか、専門機関への紹介も行ってくれます。まずは気軽に相談してみるのがおすすめです。
弁護士・司法書士・行政書士などの専門家
遺言書の作成、相続手続き、財産管理、成年後見制度など、法的な知識が必要な終活については、弁護士、司法書士、行政書士などの専門家に相談するのが最も確実です。それぞれの専門分野に応じて、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。
葬儀社や信託銀行などの民間サービス
葬儀社の中には、葬儀だけでなく生前整理やエンディングノートの相談など、終活全般をサポートしてくれるところもあります。また、信託銀行は、遺産整理業務や遺言信託など、財産管理に関する専門的なサービスを提供しています。終活のコンシェルジュサービスを提供する会社も増えていますので、ご自身のニーズに合わせて検討してみましょう。
終活はこれからの人生を豊かにするための準備

「終活はいつから始めるべきか」という問いに明確な答えはありませんが、心身ともに元気なうち、そして「思い立ったが吉日」という気持ちで始めるのが最も理想的です。
終活は、単に死後の準備をするだけでなく、残りの人生を自分らしく、より豊かに生きるための前向きな活動です。この記事でご紹介したタイミングや年代別のやることリストを参考に、あなたらしい終活の第一歩を踏み出してみてください。
終活のことなら【終活総合案内所 旅立ち】へ

ここまでいかがでしたでしょうか。
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