終活の不安解消!どこに相談すべきかと3つのポイント

終活という言葉が広く知られるようになり、自分の人生の終わりに向けた準備を始める方が増えています。しかし、「何から始めればいいのか」「誰に相談すればいいのか」と悩む方も少なくありません。本記事では、終活における相談先の選び方と、専門家が教える失敗しないための3つのポイントをご紹介します。自分に合った相談先を見つけて、安心して終活を進めていきましょう。

【悩み別】終活の具体的な相談先一覧

終活には様々な側面があります。悩みの内容によって最適な相談先は異なりますので、以下を参考に自分に合った相談窓口を見つけてください。

終活全般の進め方がわからない場合

終活の全体像を把握したい場合は、まず以下の相談先がおすすめです

終活カウンセラー・終活アドバイザー:終活全般の知識を持つ専門家で、個人の状況に合わせたアドバイスが受けられます。日本終活協会などの認定資格保持者が安心です。

地域包括支援センター:市区町村が設置する相談窓口で、高齢者の生活全般をサポートしています。無料で相談でき、必要に応じて専門機関を紹介してもらえます。

終活セミナー・相談会:自治体や民間企業が開催する終活セミナーでは、基本的な知識を学べるだけでなく、個別相談ができる場合もあります。

財産管理や相続、遺言について相談したい場合

お金や財産に関する相談は、法律や税金の専門知識が必要です

弁護士:遺言書作成、相続トラブル対策、成年後見制度の利用など法的な相談ができます。初回相談は30分5,000円程度からが一般的です。

司法書士:不動産の名義変更や相続登記、遺言書作成のサポートなどが得意分野です。

税理士:相続税対策や生前贈与など、税金に関する専門的なアドバイスが受けられます。

信託銀行・金融機関の相続相談窓口:資産管理や遺言信託、相続手続きのサポートなどを行っています。取引のある金融機関であれば相談しやすいでしょう。

医療や介護について希望を伝えたい場合

自分の終末期医療や介護に関する希望を伝えたい場合の相談先です

かかりつけ医:日頃から診察を受けている医師に、終末期医療についての希望を伝えておくことが大切です。

ケアマネージャー:介護保険サービスの調整役であるケアマネージャーは、医療と介護の連携についてアドバイスしてくれます。

病院の医療相談室・MSW(医療ソーシャルワーカー):入院中や通院中の病院で、医療に関する様々な相談に応じてくれます。

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)相談員:人生会議とも呼ばれる、将来の医療・ケアについて話し合うための専門家です。

葬儀やお墓について相談したい場合

葬儀やお墓に関する希望を具体化したい場合は、以下の相談先が役立ちます

葬儀社:事前相談を受け付けている葬儀社では、葬儀の形式や費用について具体的な相談ができます。複数の葬儀社に相談して比較するのがおすすめです。

お寺・宗教団体:菩提寺がある場合は、宗教的な儀式について相談できます。宗派によって葬儀の形式が異なるため、確認しておくことが重要です。

霊園・墓地管理事務所:お墓の種類や費用、永代供養などについて詳しい情報が得られます。 終活支援企業:葬儀やお墓の生前契約を扱う企業では、希望に合わせたプランを提案してもらえます。

身の回りの生前整理をしたい場合

物の整理や日常生活の準備に関する相談先です

整理収納アドバイザー:物の整理や片付けのプロフェッショナルで、効率的な生前整理の方法をアドバイスしてくれます。

遺品整理業者:生前整理のサポートを行う業者も増えています。見積もりは無料の場合が多いです。

福祉住環境コーディネーター:住まいの環境整備や介護に適した住環境へのアドバイスが受けられます。

行政書士:エンディングノートの書き方や、各種契約書類の整理についてサポートしてくれます。

終活相談で失敗しないための専門家が教える3つのポイント

終活の相談を効果的に進めるためには、いくつかの重要なポイントがあります。専門家が教える3つのポイントを押さえて、後悔のない終活を実現しましょう。

ポイント1:相談前に「自分の悩みと希望」を整理する

終活の相談を始める前に、自分自身の悩みや希望を整理しておくことが重要です:

現在の悩みを書き出す:「相続で家族がもめないか心配」「葬儀の費用負担を減らしたい」など、具体的に書き出しましょう。

自分の希望や価値観を明確にする:「自分らしい最期を迎えたい」という漠然とした希望ではなく、「自宅で最期を迎えたい」「延命治療は望まない」など、具体的に考えておくことが大切です。

優先順位をつける:すべての問題を一度に解決することは難しいため、何から着手すべきか優先順位をつけておきましょう。

エンディングノートを活用する:市販のエンディングノートや無料テンプレートを使って、自分の希望を書き出してみるのも効果的です。

自分の考えを整理しておくことで、相談時に具体的な質問ができ、より適切なアドバイスを受けることができます。

ポイント2:悩みに合わせて「相談相手」を正しく選ぶ

終活の相談先は多岐にわたります。自分の悩みに最適な専門家を選ぶことが成功の鍵です:

資格や専門性を確認する:終活アドバイザーや相続アドバイザーなど、様々な民間資格がありますが、資格の内容や認定団体を確認しましょう。

複数の専門家に相談する:一人の専門家だけでなく、必要に応じて複数の専門家に相談することで、多角的な視点を得ることができます。

利害関係に注意する:特定の商品やサービスを販売することが目的の相談窓口もあります。中立的な立場からのアドバイスが必要な場合は、行政の無料相談窓口などを活用しましょう。

相性を大切にする:終活は個人的な内容を含むため、話しやすさや信頼感も重要な選択基準です。初回相談で相性を確認しましょう。

自分の悩みに最適な相談相手を選ぶことで、的確なアドバイスを受け、終活を効率的に進めることができます。

ポイント3:「家族との共有」を前提に相談を進める

終活は本人だけの問題ではなく、家族や親しい人々にも関わる問題です

家族に終活の意向を伝える:「家族に負担をかけたくない」という思いから一人で終活を進める方もいますが、最終的には家族と情報を共有することが重要です。

キーパーソンを決める:すべての家族と情報共有するのが難しい場合は、中心となる家族(キーパーソン)を決めて、その人を通じて情報を共有しましょう。

専門家との相談に家族も同席してもらう:可能であれば、重要な相談の場には家族も同席してもらうことで、認識のずれを防ぐことができます。

定期的に情報を更新する:終活の計画や希望は時間とともに変化することもあります。定期的に家族と情報を共有し、更新していきましょう。

家族と情報を共有しておくことで、いざというときに自分の希望が尊重される可能性が高まります。また、家族の不安や負担も軽減できるでしょう。

終活相談に関するよくある質問

終活の相談に関して、多くの方が抱える疑問にお答えします。

Q. 終活相談の費用はどのくらいかかりますか?無料相談はありますか?

A. 終活相談の費用は相談先によって大きく異なります

・無料相談が可能な窓口

・地域包括支援センターや自治体の相談窓口

・社会福祉協議会の生活相談

・一部の葬儀社や霊園の事前相談

・金融機関の顧客向け相談サービス

・各種専門家の初回無料相談(時間制限あり)

・有料相談の相場

弁護士:30分5,000円〜10,000円程度

司法書士・税理士:30分3,000円〜5,000円程度

終活カウンセラー:60分5,000円〜10,000円程度

整理収納アドバイザー:2時間10,000円〜20,000円程度

まずは無料相談を活用して基本的な情報を得た上で、必要に応じて有料の専門相談を検討するのがおすすめです。また、相談前に費用体系を確認し、追加料金が発生する条件なども確認しておくことが大切です。

Q.家族に内緒で相談しても大丈夫ですか?

A. 終活の相談自体は家族に内緒でも可能ですが、以下の点に注意が必要です

相談内容による影響:特に財産や相続に関する決定は、最終的には家族に影響します。家族に内緒で進めると、後々トラブルの原因になる可能性があります。

プライバシーの確保:相談時のプライバシーは守られますが、郵便物や契約書類が自宅に届く場合もあるため、完全に秘密にするのは難しいこともあります。

緊急時の対応:万が一の時に家族が終活の内容を知らないと、あなたの希望通りに物事が進まない可能性があります。

可能であれば、段階的に家族に情報を開示していくことをおすすめします。まずは「終活について考え始めた」と伝え、徐々に具体的な内容を共有していくアプローチが効果的です。

Q.「おひとりさま」でも相談できることはありますか?

A. 一人暮らしの方や身寄りのない方でも、終活に関する相談は十分に可能です:

身元保証や見守りサービス:緊急時の連絡先や入院時の保証人となるサービスについて相談できます。NPO法人や民間企業が提供するサービスがあります。

死後事務委任契約:亡くなった後の葬儀や家財整理などを行ってもらうための契約について、弁護士や行政書士に相談できます。

成年後見制度の利用:判断能力が低下した場合に備えて、財産管理や契約行為を代行してもらう制度について、地域包括支援センターや弁護士に相談できます。

地域のサポート体制:地域によっては、高齢者の見守りネットワークや支援制度があります。社会福祉協議会や地域包括支援センターで情報を得ることができます。 「おひとりさま」の終活では、公的機関や専門家との連携がより重要になります。早めに相談して、自分に合ったサポート体制を整えておくことをおすすめします。

3つのポイントを押さえて、前向きな終活を始めよう

終活は「人生の終わり」を考えることだけでなく、「これからの人生をより良く生きる」ための前向きな準備です。漠然とした不安を抱え、どこに終活相談すべきか悩んでいた方も、この記事でご紹介した具体的な相談先や専門家のアドバイスを参考に、一歩踏み出すきっかけを掴めたのではないでしょうか。

終活相談を成功させるための重要な3つのポイントをもう一度確認しましょう。

相談前に「自分の悩みと希望」を整理する: エンディングノートの活用などで、ご自身の考えを明確にすることが、効果的な終活相談の第一歩です。

悩みに合わせて「相談相手」を正しく選ぶ: 終活の分野は多岐にわたるため、ご自身の具体的な悩みに最適な専門家や機関を見極めることが重要です。無料相談などを活用し、信頼できる相手を見つけましょう。

「家族との共有」を前提に相談を進める: ご自身の意思を確実に実現するためには、ご家族の理解と協力が不可欠です。適切なタイミングで、前向きな姿勢で家族と情報共有を図りましょう。

これらのポイントを押さえれば、あなたはきっと、ご自身の納得のいく、そしてご家族にも喜ばれる終活を実現できるはずです。終活は一度きりの大切なプロセスです。ぜひ、今日から前向きな終活相談を始め、心穏やかな未来を築いていきましょう。

終活のことなら【終活総合案内所 旅立ち】へ

ここまでいかがでしたでしょうか。
終活をしよう!と思っても何から始めたらいいか、もしくはどこに相談したらいいかわかっても行動までに時間がかかってしまいそう・・・など
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